外資系ホテルのレストランにコントラクト用家具及び造作家具を納品させて頂きました。
継続的にお手伝いさせて頂いている設計事務所のデザインをベースに細かな仕様提案をさせて頂き、コロナ渦の中、クライアントの非常に厳しい
ご予算にお応えしながら、商品製作させて頂きました。
まずは、テーブル天板について、表面材は一般的なメラミン化粧板ですが、フローリングの突板貼分のようにメラミン化粧板を貼分し、立体感を出す為、メラミン化粧板に45度の角度でV溝加工を施しております。この製法は非常に難易度が高く、対応出来るか工場は限られており、弊社が供給する商品のセールスポイントでもあります。
また、ビュッフェカウンターやサービスカウンターについて、ホテルの顔である受付カウンター（海外業者製作）と統一イメージにてデザインされており、クライアントの方々にも商品の仕上げに満足して頂きました。
最も商品仕様に悩んだのは、ハイカウンターテーブルであり、重量＝100kg以上の人造大理石（コーリアン）にて製作された天板を支える脚部構造提案するまでに何度も試作を繰り返しました。特に足掛パイプについて、体重の重い外国人の荷重に耐える強度を維持する為、二重パイプ（パイプの中に一回り細いパイプをインサートし、パイプの肉厚をアップさせる手法）を採用し、スリムなデザインと安定性の両立を実現いたしました。
既製品のチェアは、デザイン事務所が監修した海外のファブリックにて張替し、非常に華やかな雰囲気を演出する事に成功いたしました。
あとは、新型コロナの感染が落ち着き、新しい生活様式の中、このレストランを利用して頂くお客様が増えるのを願うばかりです。
造作家具の製作の詳細はこちらから
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