飲食店の新規開業やリニューアルでは、内装工事と並んで大きな費用がかかるのが家具です。
テーブルや椅子、ベンチシート、カウンター、収納家具などを揃えると、想定以上の予算になることも少なくありません。
しかし、家具選びや設計方法を工夫することで、店舗の雰囲気や機能性を維持しながらコストを抑えることが可能です。
今回は、飲食店向け家具のコストダウン方法についてご紹介します。

飲食店家具の費用が高くなる理由
飲食店で使用する家具は、一般家庭用の家具とは求められる性能が異なります。
飲食店家具には、
◇高い耐久性
◇清掃しやすさ
◇安全性
◇デザイン性
が求められるため、どうしてもコストが上がりやすくなります。
さらに店舗ごとにサイズやレイアウトが異なるため、造作家具や特注家具が必要になるケースもあります。
そのため、家具計画の段階でコストを意識した設計を行うことが重要です。

1. 既製品と造作家具を使い分ける
家具費用を抑える最も効果的な方法の一つが、既製品と造作家具を適切に使い分けることです。
例えば、
既製品がおすすめ
◇ダイニングチェア
◇スツール
◇テラス席家具
◇一部のテーブル
◇造作家具がおすすめ
◇ベンチシート
◇カウンター
◇壁面収納
◇レジカウンター
店舗の特徴となる部分のみ造作家具とし、それ以外は既製品を活用することで大幅なコスト削減につながります。
2. サイズを統一する
飲食店では複数のテーブルや家具を製作することが一般的です。
この際にサイズを統一することで、
◇材料ロス削減
◇加工効率向上
◇搬入作業の効率化
が可能になります。
特にテーブル天板やベンチシートの寸法を揃えることで、製作コストを抑えやすくなります。
3. メラミン化粧板を活用する
飲食店家具では、天板やカウンターにメラミン化粧板が多く採用されています。
メラミン化粧板には、
◇傷に強い
◇水に強い
◇汚れに強い
◇デザインが豊富
という特徴があります。
無垢材や天然木突板と比較するとコストを抑えやすく、飲食店との相性も良い素材です。
見た目の高級感を維持しながら予算を抑えたい場合におすすめです。
4. 複雑なデザインを避ける
家具の価格は材料費だけでなく加工費によっても大きく変わります。
例えば、
◇曲線加工
◇特殊形状
◇装飾パネル
◇間接照明組込み
などは加工工数が増えるためコストアップにつながります。
シンプルな直線デザインを採用することで、施工性も向上し、費用を抑えられます。
5. 長期的な視点で考える
初期費用だけで家具を選ぶと、短期間で交換や修理が必要になることがあります。
飲食店では毎日多くのお客様が利用するため、耐久性も重要です。
例えば、
◇安価だが3年で交換
◇少し高価だが10年以上使用可能
であれば、長期的には後者の方がコストを抑えられる場合もあります。
家具選定では導入費だけでなく、メンテナンス費用や耐用年数も考慮することが大切です。
6. 企画段階から家具メーカーへ相談する
内装設計が完成してから家具の見積を取ると、予算オーバーになるケースがあります。
そのため、店舗設計の初期段階から家具メーカーへ相談することがおすすめです。
家具製作の専門会社であれば、
◇材料変更によるコストダウン
◇加工方法の見直し
◇レイアウト提案
◇仕様最適化
などを行いながら予算内で実現できる方法をご提案できます。

飲食店家具のコストダウン成功事例
例えばカフェの新規開業案件では、
◇テーブル脚を既製品化
◇天板をメラミン化粧板へ変更
◇ベンチシート寸法を統一
することで、当初予算から約20%のコスト削減を実現した事例もあります。
見た目や機能性を損なうことなく、予算内で店舗づくりを行うことができました。
まとめ
飲食店向け家具のコストを抑えるためには、
◇既製品と造作家具を使い分ける
◇サイズを統一する
◇メラミン化粧板を活用する
◇シンプルなデザインを採用する
◇耐久性も考慮する
◇早い段階で家具メーカーへ相談する
ことが重要です。
飲食店家具は単なる設備ではなく、お客様の居心地や店舗のブランドイメージを左右する重要な要素です。
当社では、カフェ・レストラン・居酒屋・ホテル・商業施設などの店舗家具について、デザイン性とコストのバランスを考慮したご提案を行っています。
飲食店の新規開業や改装をご検討の際は、お気軽にご相談ください。









